【シングル】ガルクレセニンフ偽装ステロメガバシャ展開【第8回関西シングルFESTA予選使用構築】
こんにちは、ひゅーずです。
また久しぶりの更新になってしまいましたが僕は例のごとくポケモンしかしてませんでした。
今回は第8回関西シングルFESTAで3位を取ることができた時の予選での使用構築を簡易更新という形で紹介したいと思います。もう発売間近のサンムーンではこのくらいの記事をそこそこのペースでブログにアップ出来るといいなと思ったのでその練習としてという意味合いです。
本戦で使用した構築はまた改めて更新する予定です。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガルーラ | 猫騙し | 捨て身タックル | 冷凍ビーム | 大文字 | ガルーラナイト | 肝っ玉→親子愛 |
クレセリア | サイコショック | 冷凍ビーム | 瞑想 | 眠る | カゴの実 | 浮遊 |
ニンフィア | ハイパーボイス | 欠伸 | 身代わり | バトンタッチ | 食べ残し | フェアリースキン |
化身ボルトロス | 十万ボルト | 目覚めるパワー(氷) | 気合玉 | 悪巧み | オボンの実 | 悪戯心 |
ガブリアス | 地震 | 岩石封じ | ステルスロック | 毒々 | ヤチェの実 | 鮫肌 |
バシャーモ | 跳び膝蹴り | フレアドライブ | 剣の舞 | 守る | バシャーモナイト | 加速→加速 |
今回参加した第8回関西シングルFESTAでは、特別ルールとして予選と決勝トーナメントで使用構築を変更可能という措置が取られることが事前に知らされていた。
今まで多くのオフに参加した経験から対戦オフにおいても、レート帯が変わるごとく予選と決勝トーナメントで当たる構築に違いが生じていると感じていたので、このルールを活用して予選用の構築を組んで使用することにした。具体的には仮想敵として対ガルーラ入り構築、特に対ガルクレセへのウェイトを下げ、その代わりに他のガルーラ以外のメガシンカを用いた幅広い構築に対してかなり有利に立てるように勝率設定を行った。
そこで注目したのがステロガブリアス+欠伸バトンニンフィア+剣舞メガバシャーモの軸であり、選出画面で展開構築であることをできる限り隠すためにメガバシャーモが有利を取れる鋼系統・ガルーラゲンガーを選出誘導するガルクレセニンフ(眼鏡ニンフィア+トリルクレセリアに見せる)の形を構築に取り入れそれぞれの型を調整していった。
■個別解説
※ダメージ計算は急所率非考慮
ガブリアス@ヤチェの実
性格:陽気
実数値:207(188)-151(4)-125(76)-*-128(180)-143(60)
技構成:地震/岩石封じ/ステルスロック/毒々
ステロ撒きとして採用したポケモン。その素早さ、ヤチェの実による行動保障のおかげでほぼ確実にステロを撒くことができる。
毒々はニンフィアからの展開をしない場合に相手のクレセリアやカバルドンに撃つことで試合をかなり有利に運べるようになり、この型は並び上警戒されにくいことも大きくよく刺さった印象だった。
ニンフィア@食べ残し
性格:図太い
実数値:201(244)-*-121(196)-139(68)-150-80
技構成:ハイパーボイス/欠伸/身代わり/バトンタッチ
ガブリアスでステロを撒いた後に欠伸ループからの起点作成を行う役割。身代わりを引き継げるバトンタッチでの対面操作が本当に強力だが、相手の威嚇によるAダウンも引き継ぐのでそこは立ち回り上注意する必要があった。身代わりをバトンするのが難しそうならバシャーモに電磁波を入れようとする相手の化身ボルトをどのような流れで削るかという立ち回りの計算が重要。
バシャーモ@バシャーモナイト
性格:意地っ張り
実数値:メガ前 169(108)-189(252)-90-*-90-119(148)
メガ後 169(108)-233(252)-100-*-100-139(148)
技構成:跳び膝蹴り/フレアドライブ/剣の舞/守る
基本選出のエースを担うメガポケモン。ステロが撒かれている際の制圧能力が非常に高い。
対ガルクレセを考えると叩き落とすが欲しくなるが、構築意図として幅広い対応範囲が望まれるため、主にクチート・ランドロス・モロバレルなど意識でフレアドライブ採用。
ガルーラ@ガルーラナイト
性格:無邪気
実数値:メガ前 181(4)-134(148)-101(4)-73(100)-90-156(252)
メガ後 181(4)-164(148)-121(4)-93(100)-108-167(252)
技構成:猫騙し/捨て身タックル/冷凍ビーム/大文字
ガルクレセニンフの並びを形成するために採用している駒で、幅広い相手と戦えるように最速、特にカバルドンを意識して冷凍ビーム持ち両刀型とした。大文字はナットレイ絡みのサイクル、特にマンダマンムーナットを相手する際にイージーウィンできるため採用したが、今回の予選ではシャンデラへの打点が無くて困ることになったためヒードラン・バンギラス(この二体はバシャーモ選出で相手できるが)にも撃てる地震との選択。
クレセリア@カゴの実
性格:図太い
実数値:203(60)-*-176(156)-113(140)-151(4)-124(148)
技構成:サイコショック/冷凍ビーム/瞑想/眠る
・意地っ張りキノガッサ+2
・A233メガバシャーモのフレアドライブ高乱数2耐え
・+1冷凍ビームで184-101ボルトロスがオボンの実込み超高乱数2発
・+1サイコショックで167-101メガゲンガー確定1発(ステロ込み)
・+1サイコショックで159-115メガゲンガー75%で1発(ステロ込み)
採用理由はガルーラと同じ。ガルーラ入りにはバシャーモを選出することがほとんどなため、物理受けとしてではなくニンフィアからのバトン先にもなりサイクル構築に対する詰ませ性能が高い瞑想型での採用。相手のカバルドンによる欠伸展開に対しても強く出られるのが大きく、機会は多くないがガルーラ入りに選出した際も相手のメガ枠(ガルーラゲンガー)とこちらのメガ枠(この場合ほぼガルーラ)で1-1交換が成立した場合はほぼこのポケモンで詰ませることができる。受けループに対しても構築にゲンガーがいないためバンギラスを選出されないのでギロチングライオン・縮小ラッキーを除きこのポケモンで勝負を決められることが多い。
化身ボルトロス@オボンの実
性格:図太い
実数値:184(236)-*-132(236)-145-101(4)-135(32)
技構成:十万ボルト/目覚めるパワー(氷)/気合玉/悪巧み
バシャーモの明確なストッパーとなるファイアロー・マリルリに対して強く出られる駒。またボーマンダ軸を始めとするサイクル構築相手に対しても高い破壊性能を持つ。
ファイアロー入りには基本選出であるガブリアス+ニンフィア+バシャーモ選出ができないため、ガブリアス+バシャーモ+ボルトロスと選出することでステロと併せてバシャーモに対するファイアローの繰り出し回数を抑え、有利に戦えるようになる。このポケモンのおかげでガルーラ入り構築にはほぼ全てバシャーモを選出できるようになっている。
■総評
予選の結果は5勝2敗で負けはプレミによるものと、苦手とするマリルリ入りガルクレセだったため概ね構築の目標は達成できたと言えると考えている。ガブニンフバシャと出さない場合の選出についても色々と考えていたことがあるため自分用のメモとしてもまた追記予定。